ふじみ散骨


海洋散骨代行ふじみ散骨で利用できるオプションや特別対応について

最終更新日:2024年12月25日

このページの要点

・料金プランは粉骨のやり方によって2種類、個別に調整するオーダーメイドも含めて3種類用意しております。
・3種類の料金プラン以外の有料のオプションは現在設定しておりません。
・当社保管中のご遺骨(お預かり中のご遺骨)に対しておこなってほしいこと(宗教行為等)がある場合は説明をご覧になったうえでご要望ください。
・お申込みフォームの自由記述欄や申込書類と一緒にお送りするご要望をヒアリングする書類等にご希望を記述ください。
・無料でおこなえる範囲を超えたご要望のあるお客様は、詳しくお尋ねしながら個別に見積もりを作成いたしますのでご相談ください。



ふじみ散骨のオプションや特別対応についての考え方

宗教的・価値観・供養観などによって特別な対応が必要があれば、申込書と一緒にご要望をお伺いする書類も同封いたしますため選択や自由記述にてリクエストいただければ幸いです。

信仰上のご要望をヒアリングする意義

ふじみ散骨では宗教ニュートラルを方針とし、宗教的に中立です。仏教(葬式仏教)の押し付けや、仏教徒以外の方に勝手に仏教(葬式仏教)のやり方で手を合わせたりは致しません。ご依頼者様から要望がない限り、お預かりしたご遺骨に対し、勝手に宗教的な行為は致しません。そのため、保管中のご遺骨に対して宗教的な行為をご希望の方は、お申し込み時(申込書記入時)にご要望をご提出ください。専門的な知識や技術がなくても実施することができ、月あたりのコストが1000円以下・30分以下であれば、可能な限り善処いたします。それを超えるものは無料ではなく個別に見積りを発行いたしますため、オーダーメイドにてお願いいたします。

全ての宗教への厳密な対応は困難です

宗教的なご要望は専門的な知識や技術がなくても実施できる範囲でお願いいたします。スタッフは全員、宗教的に中立です。スタッフは様々なお客様のご要望に少しでも多く寄り添えるように、葬式仏教(”宗教”や”信仰”という意味合いの薄い葬送文化としての仏教)やメジャーな伝統的な仏教の宗派、伝統的なキリスト教(プロテスタント、カトリック)、新宗教はご遺骨の扱いで悩まれることも多い”エホバの証人”の方の信仰やエホバの証人のクリスチャンとしての生き方などについて、あくまで表層的に入門書やその宗派の機関紙などで教養として学びよう努めていますが、細かい宗派ごとの教えややり方全てに精通しているわけではございません。保管中のご遺骨に対して宗教的な行為をご依頼の際には、宗教は素人である(何らかの宗教組織や信仰の信者ではない、すごく詳しいわけではない)ことを前提とし、素人でも依頼内容が分かるようにご依頼いただければ幸いです。

”毎日”の定義と無料でお約束できる範囲

毎日何かを行うことをお求めになられた場合、例えば「遺骨に毎日お経をあげて」「遺骨に毎日好きだった飲み物をお供えして」「遺骨に毎日生前好きだった本を読んで」という指定があった場合、平日8割から10割の遂行を目標とします。これはあくまで努力目標とし、目標に達しなかった場合でも特にご返金や割り引きなどの対応はできません。もし、努力目標ではなく、「絶対に毎日やってほしい」「平日x割を絶対に約束してほしい」というご指定がある場合は、相応のコスト増に対する対価をいただいたうえで、保管中のご遺骨への宗教行為に対して個別にいわゆるSLA(サービスレベルアグリーメント)(サービス品質に関する合意事項)を締結することで対応したいと考えております。個別にご相談ください。

仏教的なもの

保管中の遺骨に対して手を合わせる

散骨を行うまで毎日、および作業時に心をこめて手を合わせます。遺骨に対して手を合わせることを「偶像崇拝だ、私の信仰では偶像崇拝はダメなんだ」「宗教の押し付けだ、うちは仏教徒じゃない」とご不快になられる方や都合の悪い方もいらっしゃるため、毎日手を合わせる、ということもお求めであればご選択いただくことにしております。例として、「1日1回、うちの遺骨のためだけに手を合わせて冥福を祈ってちょうだい!」というご要望によって追加料金やオーダーメイド扱いになることはございません。

保管中の遺骨に対してお経を読む

スタッフの素人読経でよいのであれば、ご遺骨に対してお預かりしてから散骨の日まで個別に読経することも可能です。指定がなければ般若心経を読経いたします。ご指定のお経がある場合は、入手の容易なもので、ひと月あたり30分および1000円の負担を超えない範囲でご指定ください。般若心経または月あたり30分および1000円の負担を超えない範囲でのご指定であれば、追加料金は不要です。

キリスト教的なもの

保管中のご遺骨の前で保管中のご遺骨についてお祈りをする

祈りの文句を具体的にご指定ください。ご指定がない場合、スタッフがアドリブで、主にプロテスタント的なやり方で、故人の安らかな眠りや神のもとでの幸福を神に祈ります。祈りの言葉を一字一句指定しない場合も、何を祈ってほしいのか、なるべく具体的にご指定ください。ご指定がない場合、祈りの締めは「父と子と精霊の御名により」とさせていただきますため、三位一体が教義に反する宗派の方は、具体的に祈りの言葉をご指定いただくか、普段どのようにお祈りしているか教えてください。

保管中の遺骨に対して聖書を朗読する

ご遺骨に対して聖書を朗読します。指定がなければ新共同訳聖書の中から1分程度で音読できる量の聖句を毎日選び、弊社スタッフが読み上げます。新共同訳(日本語)、聖書協会共同訳(日本語)、ジェームズ王欽定訳(英語)などであれば対応可能です。当社の負担がひと月あたり30分または1000円を超えてしまうご要望や、その他の聖書や聖書以外の朗読をご要望の方は個別にご相談ください。

生前の習慣的なもの

飲食物の個別のお供え

故人様がよく食べていたものや飲んでいたものなど、ご依頼者様が「遺骨の前にお供えをしてほしい」と思うものをお供えいたします。普通のスーパーやコンビニエンスストア等で入手の容易なものでお願いいたします。これは宗教や信仰的な意味合い(仏教的な供物)だけを想定しているわけではございません。当社にて購入したり、ご遺骨と一緒にお送りいただければ対応可能です。

保管中の遺骨に対して本を朗読する

ご遺骨の前で、個別に、指定する本を読みます。「生前好きだった本を読んでほしい」「読みかけのまま亡くなってしまった本があるので続きを遺骨に読んであげてほしい」「生前毎週読んでいたマンガ雑誌があるから毎週買って遺骨に読んであげてほしい」などの場合を想定しています。小説でもマンガでも入手の容易なものであればどんなものでも対応可能です。当社にて購入しなければならない場合は、普通の書店などで入手可能なものでお願いいたします。

エホバの証人の方への対応

エホバの証人の方への基本方針

エホバの証人のクリスチャンの方、研究生の方がご遺骨の取り扱いで難儀することはとてもよくあることです。統治体からの明確かつ具体的な方針が存在せず、時代や会衆ごとにローカルルール化しやすいためです。「火葬場で焼いたらそのまま受け取り拒否」「散骨」「押し入れに保管」「仏教の墓には入れるが手を合わせたり線香をあげたりなどの偶像崇拝を自分は一切しない」などが体験談としてはよくあるものですが、地域ごと会衆ごと、または一家全員クリスチャンなのかそれとも反対者や異なる信仰の者が家族や親戚にいるのかなどのそれぞれの事情でとるべき対応・とれる対応が異なるはずです。弊社に散骨をご依頼いただければ、エホバの証人の方にはその信仰を尊重し、保管中にまるで遺骨を神や人や仏に見立てた”偶像崇拝””先祖崇拝”になるような行為を行わないよう、特に注意して対応したいと考えています。

特になにもしなくても構いません

エホバの証人であることを告げる義務はございません。ふじみ散骨ではもともと、保管中のご遺骨に対して宗教的な行為を勝手におこなったりはいたしません。わざわざエホバの証人の方への対応を個別に書いているのは、「仏教的な偶像崇拝をすると分かり切っている相手に依頼するのは、間接的に偶像崇拝に賛同したことになってしまうのではないだろうか・・・」とご不安になってしまう方への配慮のためです。もしご不安であれば、”保管中のご遺骨に対するご要望”をお尋ねする書類で「宗教的なことは行わないでほしい」にチェックを入れていただければより一層注意いたします。このオプションはエホバの証人の方だけを想定したものではございません。特定の信仰を持たないのに仏教のやり方を押し付けられることが嫌だと思う方や、寺(寺院)や葬儀会社(葬祭事業者、葬式仏教の文化)に対して強い嫌悪感をお持ちの方もいるため考えられた選択肢です。「自分は(もしくは故人は)エホバの証人です」と告げても告げなくてもかまいません。エホバの証人だとおっしゃって頂ければ、保管場所を他の遺骨と分けるなどより慎重な対応をとることで可能な範囲でその信仰を尊重いたします。

弊社独自の取り組み

”思い出し”オプション

他者どころか社内ですら「意味が分からない」と言われてしまったオプションです。意味が分からないと思った方は無理に理解しようと頑張らないでください。このオプションは、読み飛ばしてください。

決められた回数かつ”ふじみ散骨”が存続する間に限ってですが、定期的に故人様またはご依頼者様のことを弊社スタッフが”思い出し”ます。希望者は思い出してほしい内容を”思い出し”専用の申込書兼名簿にご記載いただき、弊社は顧客名簿とは別に思い出し用の名簿を管理します。これは、これを必要だと思う方へ向けてニーズを満たせるよう創設したオプションであり、必要ないと思う方、何を言っているのか分からない方、こんなものには価値がないと思う方は申し込まないでください。

散骨には正確な住所氏名などを申込書に記載していただく必要がありますが、”思い出しサービス”の帳簿には故人様やご依頼者様の好きなように書いていただいて構いません。記載された内容を定期的に弊社スタッフが音読して”思い出し”ます。このオプションは、故人様やご依頼者様のたとえば以下のような要望に応えるためのものです。


例1.お父上様を散骨された方「私は毎年散骨した日に父を思い出したい。散骨屋さんも同じ日に父のことを思い出してあげてよ。父のこと詳しく教えるから父の生前の功績や家族との思い出話などを散骨屋さんも毎年思い出してよ!」
→弊社スタッフが、毎年、いただいた情報を音読して故人様を思い出します。

例2.生前から散骨を希望していた故人様ご本人様「自分が旅立ったら、死後事務契約を結んでいる司法書士さんに散骨を申し込んでもらうよう頼んである。ずっと仕事一筋で生きてきて、家族はいない。親戚もいない。人生を終えた後、誰からも思い出してもらえないのは寂しい。家族や友人じゃなくてもいい、誰でもいいから自分のことたまに思い出してほしい。『~はすごいね!!頑張って生きたね!!』って声に出して毎年誕生日に褒めてほしい。」
→弊社スタッフが、毎年、いただいた情報を音読して故人様を思い出します。”思い出して”ほしいエピソードや声に出してほしいセリフがあればご指定ください。

故人様についてでも、ご依頼者様ご本人様についてでも構いません。頻度はおまかせいたします、1年ごとで固定というわけではありません。1年ごとに計n回でも、1ヵ月ごとに計n回でも可能です。回数は散骨等のお支払い総額5千円につき1回まで無料で行います。22000円で散骨をお申込みくださった方は、4回まで無料で対応可能です。もし必要な方は、申込書と一緒に宗教・価値観上のご要望を尋ねる書類も同封いたしますため、そこにご記入ください。(このための選択肢は特に設置していないため、「その他」の選択肢にチェックをつけて、詳しくご記入ください。)事前に調整をしたり、お申込みフォームの自由記述欄に記載したり、お申込み後にメールでやり取りしてご依頼くださっても問題ございません。


ふじみ散骨の有料オプション

現在のところ特になし

有料のオプション、というものは設定してはおりませんが、標準的なプランや無料オプションで対応できる範囲を超えるご要望は、オーダーメイドをご希望ください。通常とは異なる対応をご希望の場合は、詳しくご要望をお伝えいただけましたら、引き受けの可否を検討の上、その結果と見積りをお伝えいたします。ご依頼者様におかれましては、見積りをよくご検討の上、お申し込みください。お預かりしているご遺骨に対してひと月あたり30分または1000円を超える特別な対応が必要が必要な場合はオーダーメイドにてお願いいたします。

”宗教的な対応”や”思い出しオプション”なども実費や対価をきちんといただけるのでしたら、通常は無料では困難な範囲のことも弊社スタッフに可能なことであれば個別に相談・調整のうえ、見積りを発行いたします。
・例)「週に1回、とらやの羊羹を遺骨の前にお供えしてほしい」(負担が月1000円を超えます)→羊羹の実費と羊羹入手の手間賃程度をお支払いいただければ実施可能です。封がされた状態であれば羊羹はお送りいただいてもかまいません。
・例)「回数を限定せず、”ふじみ散骨”が存続する限りずっと定期的に毎年故人のことを思い出してほしい。むしろ故人だけじゃなく自分のことも思い出してほしい。忘れられちゃうのが怖い、散骨屋さんでもいいから自分や故人のことを定期的に思い出してほしい」(さすがに”ずっと”は通常は引き受けることができませんが、きちんと対価をいただけるのであれば可能です)


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